万一の場合

オーバーヒートしたとき

対処のしかた

このようなときは、オーバーヒートです。

水温計がオーバーヒートゾーンに入ったとき
エンジンの力が急に落ちたとき
エンジンルームから蒸気が立ちのぼっているとき

後続車に注意して安全な場所にお車を止めます。エンジンルームから水漏れ、蒸気の噴き出しがあるときは、すぐにプッシュエンジンスイッチをOFFにしてSUBARU販売店にご連絡ください。

警告

蒸気が出なくなるまでボンネットを開けない。

やけどなど重大な傷害につながるおそれがあります。

水漏れ、蒸気の噴き出しがないとき

エアコンを止め、e-BOXERシステムを作動させたままボンネットを開けて風通しをよくします。
冷却ファンが回っている場合は、水温計の値がオーバーヒートゾーンより下がり、時間が十分経過してからプッシュエンジンスイッチをOFFにします。冷却ファンが回っていない場合は、すぐにプッシュエンジンスイッチをOFFにしてSUBARU販売店にご連絡ください。
エンジンが冷えてから、冷却水量、水漏れなどを点検します。
リザーバータンク内の液量を確認し、冷却水が不足しているときは、FULL位置まで補給します。
ラジエーターキャップを開け、冷却水を注入口の口元（図の（1）の位置）まで補給します。
警告
- ラジエーターやリザーバータンクが熱いときはキャップを外さない。
- やけどなど重大な傷害につながるおそれがあります。
- キャップを開けるときは、ラジエーターやリザーバータンクが十分に冷えてから、布きれなどでキャップを包みゆっくりと開けてください。
注意
- 冷却水は、エンジンが熱いときに入れない。
- 急に冷たい冷却水を入れると、エンジンが損傷するおそれがあります。
知識

冷却水がない場合は、応急的に水を補給します。補給する水は、軟水または水道水を使用してください。
早めに最寄りのSUBARU販売店で点検を受けてください。