インフォテインメントシステム・SUBARU STARLINK
ナビゲーション
GPS(GLOBAL POSITIONING SYSTEM)について
現在位置表示の誤差について
現在位置の表示は、GPS情報と各種センサー、地図データなどを基に行っていますが、GPS衛星からの電波の受信状態が良くないときや、2個以下のGPS衛星からの電波しか捕捉できないときなどには誤差が生じることがあります。この誤差は、補正などによってなくすことはできません。
ナビゲーションシステムの精度について
このナビゲーションシステムは、衛星信号、車両のさまざまな信号、地図データなどを用いて現在位置を表示しています。しかし、衛星の状態、道路形状、車両状態やその他の状況により、正確な位置が表示されない場合があります。
グローバルポジショニングシステム(GPS)は、米国国防総省が開発・運用しているシステムで、通常4個以上、場合により3個の人工衛星を利用して、正確な現在位置を知ることができるものです。GPSシステムでは、ある程度の誤差を生じます。案内をしている間、常時補正をしていますが、最大100メートル程度の誤差が生じるおそれがあります。一般的に、その誤差は数秒以内に補正されます。
GPS信号が物理的に妨げられると、地図画面上の車両の位置が正確に表示されない場合があります。トンネル内、高層ビルやトラックの近くを通過した場合、あるいはインストルメントパネル上に物を置いている場合などに、GPS信号が受信できないおそれがあります。
GPS衛星が修理中や改良中の場合、信号を送信できないことがあります。
ナビゲーションシステムは、GPS信号の受信状態が良い場合でも、自車位置が正しく表示されなかったり、場合によっては、不適切なルート案内をすることがあります。
- 次の場合、現在位置が正しく表示されないことがあります。
- 角度の小さなY字路を走行しているとき
- 曲がりくねった道を走行しているとき
- 砂、砂利、雪道などの滑りやすい道路を走行しているとき
- 長い直線道路を走行しているとき
- 高速道路と一般道が並走しているとき
- フェリー、車両運搬車などで移動したあと
- 高速走行中、長距離のルート探索を行ったとき
- 切り返しを繰り返し行ったあとや、駐車場のターンテーブルで回転をしたあと
- 屋内の駐車場を出るときや駐車するとき
- ルーフキャリアを装着したとき
- タイヤチェーンを装着して走行しているとき
- タイヤが摩耗しているとき
- タイヤ(1本、または複数)を交換したあと
- 工場出荷時の仕様よりも小さい、または大きいタイヤを使用しているとき
- 4本のタイヤのいずれかが指定の空気圧でないとき
- 次の場合、不適切なルート案内をすることがあります。
- ルート案内中の交差点で曲がらなかったとき
- 複数の目的地を設定して、それらのいずれかを取り消した場合、前の目的地に戻って自動再探索することがあります。
- ルート案内をしていない交差点で曲がったとき
- ルート案内をしていない交差点を通過するとき
- 再探索時のルートの表示が、次の右左折までに間に合わないことがあります。
- 高速走行時の再探索は、時間がかかることがあります。再探索中、迂回路を表示することがあります。
- 再探索しても、ルートが変らないことがあります。
- Uターン禁止の場所で、Uターンするルートの案内が行われることがあります。
- 1つの場所に複数の名称がある場合、それらを同時に案内することがあります。
- ルート探索できないとき
- 目的地へのルートに砂利、未舗装路や細街路が含まれている場合、ルート案内が表示されないことがあります。
- 目的地が、通りの反対側に表示されることがあります。
- ルートの一部に、時間や季節やその他の理由によって車両の進入を禁止する規制があるとき
- ナビゲーションシステムに収録されている地図データが最新でない場合、正しい道路が表示されないことがあります。
タイヤの回転データを使用しており、車両の工場出荷時のタイヤで動作するように設計されています。当初装着されていたタイヤの直径よりも大きい、または小さいタイヤを装着すると、現在位置が不正確に表示されることがあります。タイヤの空気圧もタイヤの直径に影響するため、4本すべてのタイヤの空気圧が正しいことを確認してください。
窓に着色加工をすると、GPS信号の受信が妨げられるおそれがあります。窓の着色には、多くの場合金属物質を含んでおり、それによってインストルメントパネル内のGPSアンテナの受信が妨げられます。着色加工しないことを推奨します。
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