クロストレック e-BOXER搭載車 (GU Type B)

運転するとき

e-BOXERシステムの始動と停止

e-BOXERシステムの始動

警告

始動する際は、次のことを必ずお守りください。守らないと思わぬ事故や車両の損傷につながるおそれがあります。

  • 走行中にe-BOXERシステムを止めない。
  • 車庫や屋内などの換気の悪いところではe-BOXERシステムを始動したままにしない。
  • 車内や屋内などに排気ガスが侵入し、一酸化炭素中毒や、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
  • 始動操作をしたときに、プッシュエンジンスイッチ内の作動表示灯が緑色に点滅している場合は、けん引等も含め絶対に車両の移動はしない。
  • ステアリングロックが解除されていない状態のため、ハンドル操作ができず思わぬ事故につながるおそれがあります。
注意

次の場合は車両の異常が考えられます。直ちにSUBARU販売店にご相談ください。

  • プッシュエンジンスイッチ内の作動表示灯が橙色に点滅している。
  1. アクセスキーを携帯し運転席に座ります。

  2. 正しい運転姿勢をとります。ペダルを確実に踏むことができ、ハンドル操作が楽にできるように、シートやハンドルの位置を調整してください。

    注意

    踏み間違いを防ぐため、アクセルペダルとブレーキペダルを右足で踏み、位置を確認する。

    注意 - e-BOXERシステムの始動 - 1
  3. 電動パーキングブレーキが確実にかかっていることを確認します。

  4. セレクトレバーが“P”であることを確認します(“N”でも始動できますが、安全のため“P”で始動してください)。

  5. プッシュエンジンスイッチ内の作動表示灯が緑色になるまで、ブレーキペダルを踏み込みます(“N”で始動する場合、作動表示灯は緑色になりません)。

    e-BOXERシステムの始動 - 2
  6. ブレーキペダルを確実に踏んだまま、プッシュエンジンスイッチを押します。

    エンジンが始動するまでブレーキペダルを踏み続けてください。

    e-BOXERシステムが始動すると、走行可能(READY)表示灯が点灯します。

注意
  • エンジンが始動しても走行可能(READY)表示灯が点灯しないときは、SUBARU販売店で点検を受けてください。
  • 10秒以上プッシュエンジンスイッチを操作し続けない。
  • スターターが回り続けるため、故障の原因になります。
知識
  • プッシュエンジンスイッチをONにした後、スターターが回っている間にセレクトレバーを操作しないでください。
  • e-BOXERシステムを始動したとき、高電圧バッテリーの残量が前回プッシュエンジンスイッチをOFFにしたときから変化していることがありますが、異常ではありません。
  • e-BOXERシステムの始動直後は、急激な空吹かしや、急加速などをしないでください。
  • 停車時にアクセルペダルを踏み込んでも、エンジンが高回転まで上がらないようになっています。
  • 始動後、水温計の値が中央付近になるまでの間は、アイドリング回転が高めに保たれます。暖機が終わると自動的に下がります。
  • 使用するガソリンや使用状態(水温計が動かない程度の距離の走行を繰り返す)によっては、エンジンが始動しにくくなることがまれに発生します。その場合、他ブランドのガソリンに切り替えることをお奨めします。
  • 始動の際は、電装品をOFFにした方が、容易に始動します。
  • セキュリティ表示灯が点灯してe-BOXERシステムが始動しない場合は、一度プッシュエンジンスイッチをOFFにしてから再度始動操作を行ってください。
  • この操作でもe-BOXERシステムが始動しない場合、車両の異常が考えられます。直ちにSUBARU販売店にご連絡ください。
  • 補機バッテリー交換などで補機バッテリー端子を再接続した直後は、e-BOXERシステムが始動しないことがあります。その場合はプッシュエンジンスイッチをONにし、10秒以上経過してから始動してください。始動直後はアイドリングが不安定になることがありますが、異常ではありません。
  • 周辺の電波状況によりe-BOXERシステムの始動ができないことがあります。そのときは、アクセスキーが作動しないときの操作を行ってください。
  • e-BOXERシステムが始動しない場合は、ブレーキペダルから足を離し、プッシュエンジンスイッチをOFFにしてください。10秒放置してからもう一度ブレーキペダルを強く踏みながらプッシュエンジンスイッチを押してください。
  • 通常の手順でe-BOXERシステムが始動しない場合、次の方法で始動できることがありますが、緊急時以外はこの方法で始動しないでください。
  • セレクトレバーを“P”にします。プッシュエンジンスイッチをACCにしてブレーキペダルを踏み、プッシュエンジンスイッチを約15秒以上押し続けます。
  • e-BOXERシステムが始動しない場合は、すみやかにSUBARU販売店にご連絡ください。
  • e-BOXERシステムが始動していないときは、ブレーキペダルが硬く感じることがあります。
  • ブレーキペダルを踏みながらプッシュエンジンスイッチを押すと最大10秒間スターターが回ります。e-BOXERシステムが始動するとスターターは止まります。
  • e-BOXERシステムの始動時に警告灯が点灯する場合があります。

    点灯した場合は、走行前に一旦プッシュエンジンスイッチをOFFにして、10秒程度経過してからe-BOXERシステムを再始動してください。

  • 再始動後は、警告灯が消灯したことを確認し、車からいつもと違うにおいや音、振動がないかを確認してください。
  • 走行前に警告灯・表示灯などに異常がないことを確認してください。

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