運転の前に
セキュリティシステム
盗難警報装置
キーレスアクセス機能、キーのボタン操作、または暗証コード式キーレスエントリー以外でドア、リヤゲートやボンネットが開けられたとき、30秒間車両ホーンが鳴り、ハザードランプが点滅して周囲に異常を知らせるよう設定できます。
- システムの改造や取り外しをしない。
- システムが正常に作動しなくなるおそれがあります。
- 盗難警報装置は特定条件で作動し警報などで周囲に知らせる装置であり、盗難を防止するものではありません。
車から離れるときは、車内に貴重品などを置かないでください。
- 30秒間鳴り続けた後も、ドアが開いたままになっている場合、警報が鳴り続けます。ドアを閉めると最長30秒後には警報は止まります。
- 盗難警報装置のメンテナンスは不要です。
盗難警報装置を監視状態(警報が作動する状態)にする
プッシュエンジンスイッチをOFFにして、すべてのドア(リヤゲート含む)およびボンネットを閉めます。キーレスアクセス機能またはキーのボタン操作で施錠すると約30秒の待機時間(監視を行なわない状態)の後、監視状態に入ります。
監視状態に入るとメーター内のセキュリティ表示灯が2回連続の点滅を繰り返します。メカニカルキーやドアロックノブで施錠したときには盗難警報装置は監視状態に入りません。
- 待機状態中は、セキュリティ表示灯が素早く点滅します。また、次のことを行った場合、監視状態に入りません。
- キーレスアクセス機能、キーのボタン操作、または暗証コード式キーレスエントリーでドアを解錠したとき
- いずれかのドア(リヤゲートも含む)を開けたとき
- アクセスキーを携帯しプッシュエンジンスイッチを押してACCにしたとき
- ボンネットを開けたままで施錠した場合は、監視状態に入りません。
- ボンネットを閉めてから約30秒待機状態の後、監視状態に入ります。
- 自動施錠の機能が作動した場合にも盗難警報装置が待機状態から監視状態に入ります。
- 監視状態のまま補機バッテリーが上がったときは、キーレスアクセス機能、キーのボタン操作、または暗証コード式キーレスエントリーでは解錠できません。メカニカルキーを使用して解錠してください。ただし補機バッテリーを充電したり新品に交換したりした場合は監視状態で復帰します。監視状態で復帰したときにドア(リヤゲート含む)またはボンネットが開いたままになっていると警報が作動します。警報の作動を停止する操作を行ってください。
- キーレスアクセス機能やキーのボタン操作による施錠や自動施錠時、ドアを施錠動作の直前で開くと警報が鳴り始める場合があります。
- SUBARU販売店で30秒の待機時間をなしに設定できます。
盗難警報装置の監視状態を解除する
キーレスアクセス機能、キーのボタン操作、または暗証コード式キーレスエントリーで解錠すると監視状態が解除されます。解除されるとメーター内のセキュリティ表示灯はゆっくりと点滅します。
警報を作動させてしまったときには
次のいずれかの操作をすると解除できます。
- アクセスキーのいずれかのボタンを押す
- アクセスキーを携帯し、プッシュエンジンスイッチを押してACCにする
警報の設定
盗難警報装置は作動あり/作動なしの設定を切り替えることができます。
次の方法で切り替えます。
運転席に座り、すべてのドア(リヤゲート含む)およびボンネットが閉まっていることを確認します。
プッシュエンジンスイッチをON(e-BOXERシステムが始動していない状態)にします。
集中ドアロックスイッチの「解錠」を押すと同時に運転席ドアを開け、そのまま10秒間保持すると設定が切り替わります。
設定が切り替わるとホーンが鳴り、新しい設定をメーターに表示します。
作動あり…ホーンが1回鳴ります。
メーター表示“AL ON”
作動なし…ホーンが2回鳴ります。
メーター表示“AL OFF”
この設定は、SUBARU販売店でもできます。
警報の作動履歴
メーター内のセキュリティ表示灯が点滅して、警報が作動したことを運転者に知らせます。警報が作動した原因により点滅の回数が変わります。
プッシュエンジンスイッチをONにしたとき1秒間点灯した後に、次の点滅で運転者に知らせます。
- ドア(リヤゲートを含む)が開けられた場合:5回
- ボンネットが開けられた場合:3回
警報の作動履歴は、盗難警報装置を再度監視状態にすると消去されます。
室内灯点灯
SUBARU販売店で、室内灯のスイッチがDOOR位置にあるときに警報が作動すると室内灯が点灯するように設定できます。
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