運転の前に
運転前の調整
ドライバーポジションメモリー
シート位置、ドアミラーの鏡面位置を運転席ドア内側にある「1」または「2」のボタンおよびアクセスキーごとに登録し、呼び出すことができます。
次の設定が登録できます。
- シートの前後位置
- 背もたれの角度
- シートの高さ
- 座面前側の高さ
- ドアミラーの鏡面位置
- リバース連動チルトダウンドアミラーの鏡面位置
登録のしかた
運転席ドアを閉め、シート位置とドアミラーの鏡面位置を調整してから、次のいずれかの方法で登録します。
- リバース連動チルトダウンドアミラーの鏡面位置も合わせて登録する場合は、登録の前にセレクトレバーを“R”にして鏡面位置を調整し、“P”に戻してから行ってください。
- 一度登録した位置を変更したいときは、同じ手順で上書きすることができます。
ボタンごとに登録するとき
プッシュエンジンスイッチがONでセレクトレバーが“P”のとき登録できます。
「SET」ボタンを押し、すぐに「1」または「2」のボタンを押します。
ブザー(ピッ)が鳴り、シート位置とドアミラーの鏡面位置が登録されます。
リバース連動チルトダウンドアミラーの鏡面位置をセレクトレバーを“R”にしたまま登録することもできます。必ずブレーキペダルを踏んだまま操作してください。
アクセスキーごとに登録するとき
プッシュエンジンスイッチがOFFでセレクトレバーが“P”のとき登録できます。
「SET」ボタンを押しながらアクセスキーの解錠ボタンを押します。
解錠のブザーとともにブザー(ピッ)が鳴り、シート位置とドアミラーの鏡面位置が登録されます。
- シート位置を登録するときは登録させたいアクセスキーのみ携帯してください。アクセスキーを2つ以上携帯していると正確に登録できない場合があります。
- リバース連動チルトダウンドアミラーの鏡面位置も合わせて登録する場合、プッシュエンジンスイッチをOFFにしてから時間を空けず登録を行ってください。
呼び出しかた
セレクトレバーが“P”のとき操作できます。
ボタンで呼び出すとき
運転席ドアを開けてから45秒以内に、またはプッシュエンジンスイッチがONのとき操作できます。
「1」または「2」のボタンを押します。
ブザー(ピッ)が鳴り、シートとドアミラー鏡面が登録位置まで動きます。
登録された位置と、現在の位置が同じときは、ブザーが2回鳴ります。
アクセスキーで呼び出すとき
登録済のアクセスキーを携帯します。
ドアが施錠された状態で、アクセスキーの解錠ボタンを押す、または運転席ドアのドアハンドルを握って解錠します。
運転席ドアを開けるとブザー(ピッ)が鳴り、シートとドアミラー鏡面が登録位置まで動きます。
呼び出し中止のしかた
次のいずれかを操作すると、呼び出し動作を中止します。
- パワーシート調整スイッチ
- 「SET」ボタン
- 「1」または「2」のボタン
- 電動リモコンドアミラー操作スイッチ
呼び出し中に異音などの異常を感じたときは、中止の操作をしてください。
消去のしかた
ボタンに登録したとき
上書き登録をします。
アクセスキーに登録したとき
プッシュエンジンスイッチがOFFのとき、運転席のドアを確実に閉め、次の操作を行います。
「SET」ボタンを押しながらアクセスキーの施錠ボタンを押します。
ブザー(ピー)が鳴り、消去されます。
- シート位置、ドアミラーの鏡面位置の登録、呼び出しおよび消去は、運転前に行う。
- 正しいシート位置で運転する。
- シート位置が適切でない場合、運転に支障をきたしたり、シートベルトの効果が低下したりして、重大な傷害に及ぶか、最悪の場合、死亡につながる事故が発生するおそれがあります。
- シート位置を呼び出す場合は、乗員や荷物に注意する。
- 手足を挟まれたり、荷物を損傷することがあります。
- アクセスキーで呼び出した場合は、シートが登録位置まで動いてから運転席に座る。
- 補機バッテリーを交換した場合でも、登録したシート位置は消去しませんが、呼び出し位置にずれが生じることがあります。
- 使用し続けているうちに、呼び出し位置にずれが生じることがあります。
- 登録したシートの各調整位置が調整できる終点にあるとき、さらに同じ方向に操作をすると、呼び出し位置にずれが生じることがあります。
- プッシュエンジンスイッチがOFFでシートやドアミラーの鏡面位置を調整した後、1分以内に補機バッテリーを外すと、シートの呼び出し位置にずれが生じることがあります。
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