クロストレック e-BOXER搭載車 (GU Type B)

安全ドライブ

SRSエアバッグシステム

SRSエアバッグが作動するとき、しないとき

SRSエアバッグに関して次のことを必ずお守りください。

警告
  • SRSエアバッグが膨らんだ直後は、SRSエアバッグの構成部品に触れない。
  • 構成部品が大変熱くなっていますので、触れるとやけどをするおそれがあります。
  • SRSエアバッグが作動すると、ガス排出穴からガスが抜けて直ちにしぼみ始めます(SRSカーテンエアバッグ、SRSニーエアバッグ、SRSシートクッションエアバッグを除く)。

    排出穴からのガスに直接触れた場合に、やけどをするおそれがあります。

  • 大きな衝撃を受けた場合、SRSエアバッグの作動の有無にかかわらず、必ずSUBARU販売店で点検を受ける。
  • SRSエアバッグが正常に作動せず、命にかかわるような重大な傷害につながるおそれがあります。
注意
  • SRSエアバッグは効果を発揮するために瞬時に膨らみます。このため、展開中のエアバッグと接触して打撲やすり傷、やけどなどを受けることがあります。
  • SRSエアバッグが作動すると、作動音とともに白煙が発生しますが、車両火災ではありません。また、人体への影響もありません。

    ただし、残留物が付着した場合は、すみやかに水で洗い流してください。まれに皮ふに刺激を感じる場合があります。

知識
  • SRSエアバッグは膨らんだ後、直ちにしぼんで視界を妨げません(SRSカーテンエアバッグを除く)。
  • SRSエアバッグは一度膨らむと再使用できません。SUBARU販売店で交換してください。

運転席、助手席SRSエアバッグ、運転席SRSニーエアバッグおよび助手席SRSシートクッションエアバッグが作動するとき、しないとき

運転席、助手席SRSエアバッグ、運転席SRSニーエアバッグおよび助手席SRSシートクッションエアバッグは車両前方から乗員が重大な傷害を受けるおそれのある大きな衝撃を受けた場合に作動し、シートベルトが身体を拘束する働きと併せて、前席乗員の頭部や胸部、下肢などへの衝撃をやわらげる装置です。

車体の衝撃吸収構造により、衝突時のエネルギーは車体がつぶれることで吸収または分散され、車体の損傷が大きくても乗員への衝撃は大きくならない場合もあります。

したがって、車体の損傷が大きくてもSRSエアバッグが必ずしも作動するとは限りません。

作動するとき

  • 次のようなときに作動します。
    • 約20 km/h~約30 km/h以上の速度で厚いコンクリートのような壁に正面衝突したとき、またはこれと同等以上の衝撃を受けたとき
      運転席、助手席SRSエアバッグ、運転席SRSニーエアバッグおよび助手席SRSシートクッションエアバッグが作動するとき、しないとき - 1
  • 走行中路面などから車両下部に強い衝撃を受けたときも作動することがあります。
    • 深い穴や溝に落ちたり、縁石に衝突したときや、ジャンプしたり、道路上の突起にボディ下面を強くぶつけたとき
      運転席、助手席SRSエアバッグ、運転席SRSニーエアバッグおよび助手席SRSシートクッションエアバッグが作動するとき、しないとき - 2

作動しにくいとき

  • 次のように、部分的に衝撃を受けたときや車両前方から衝撃が加わらなかったときは作動しにくくなります。
    • 電柱などに衝突したり、トラックの荷台にもぐり込んだとき
      運転席、助手席SRSエアバッグ、運転席SRSニーエアバッグおよび助手席SRSシートクッションエアバッグが作動するとき、しないとき - 3
    • 片側衝突(オフセット衝突)したり、斜め前方へ衝突したとき
      運転席、助手席SRSエアバッグ、運転席SRSニーエアバッグおよび助手席SRSシートクッションエアバッグが作動するとき、しないとき - 4
    • 駐車している車両など、衝突の衝撃により移動または変形するものに衝突したとき
      運転席、助手席SRSエアバッグ、運転席SRSニーエアバッグおよび助手席SRSシートクッションエアバッグが作動するとき、しないとき - 5
  • また、次のような場合はSRSエアバッグがまれに作動することもありますが、本来の効果は発揮されません。
    • 後ろから衝突されたり、横方向から衝突されたり、横転や転覆したとき
      運転席、助手席SRSエアバッグ、運転席SRSニーエアバッグおよび助手席SRSシートクッションエアバッグが作動するとき、しないとき - 6

作動しないとき

  • 次のようなときは作動しません。
    • 一度SRSエアバッグが作動した後の衝突
      運転席、助手席SRSエアバッグ、運転席SRSニーエアバッグおよび助手席SRSシートクッションエアバッグが作動するとき、しないとき - 7

SRSサイドエアバッグ・SRSカーテンエアバッグが作動するとき、しないとき

SRSサイドエアバッグは、シートベルトが身体を拘束する働きと併せて、前席乗員の主に胸部や腰部への衝撃をやわらげる装置です。

SRSサイドエアバッグは、車両側方、または車両前方から乗員が重大な傷害を受けるおそれのある大きな衝撃を受けた場合、作動します。

SRSカーテンエアバッグは、シートベルトが身体を拘束する働きと併せて、前席と後席乗員の主に頭部への衝撃をやわらげる装置です。

SRSカーテンエアバッグは、車両側方、または車両前方から乗員が重大な傷害を受けるおそれのある大きな衝撃を受けた場合、作動します。

SRSサイドエアバッグおよびSRSカーテンエアバッグの作動・非作動は、衝撃の大きさや衝撃を受けた部位、衝突方向などの条件により変わります。

作動するとき

  • 次のようなとき衝撃が大きいと作動します。
    • 側面に真横から衝突されたとき
      SRSサイドエアバッグ・SRSカーテンエアバッグが作動するとき、しないとき - 1
  • 次のような場合も、衝突の部位、衝撃の大きさによっては作動することがあります。
    • 片側衝突(オフセット衝突)のとき
      SRSサイドエアバッグ・SRSカーテンエアバッグが作動するとき、しないとき - 2

作動しにくいとき

  • 次のようなとき、衝撃の大きさによっては作動しないこともあります。

    衝突した物が変形したり移動した場合、また、衝突した物の形状や衝突の状態によっては、衝突時の衝撃が弱められるため、SRSサイドエアバッグ・SRSカーテンエアバッグは作動しにくくなります。

    • 車両側面に斜めから衝突されたり、客室以外に側面から衝突されたとき
      SRSサイドエアバッグ・SRSカーテンエアバッグが作動するとき、しないとき - 3
    • 電柱などに衝突したり、側面にバイクが真横から衝突したとき
      SRSサイドエアバッグ・SRSカーテンエアバッグが作動するとき、しないとき - 4
  • 次のような場合はSRSサイドエアバッグ・SRSカーテンエアバッグがまれに作動することがありますが、本来の効果は発揮されません。
    • 横転や転覆したり、停車中や走行中の車に正面から衝突したり、後ろから衝突されたとき
      SRSサイドエアバッグ・SRSカーテンエアバッグが作動するとき、しないとき - 5

作動しないとき

  • 次のようなときは作動しません。
    • 一度SRSサイドエアバッグ・SRSカーテンエアバッグが作動した後の衝突
      SRSサイドエアバッグ・SRSカーテンエアバッグが作動するとき、しないとき - 6

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