運転支援機能
その他の運転支援機能
マルチビューモニター
車両の死角を確認できるカメラ映像をセンターインフォメーションディスプレイに表示する機能です。
発進時または走行中の車両前方の確認、後退時の車両後方の確認、駐車中の周囲の確認ができます。
- カメラ映像の距離感覚は、実際の距離とは異なる場合がある。
- カメラ映像の範囲には限界があるので、直接目視やドアミラーで周囲の安全を確認しながら運転する。
- カメラ映像のみを見て運転すると、お車をぶつけるなど思わぬ事故を引き起こすおそれがあります。
- 次のような状況では、マルチビューモニターを使用しない。
- ドアミラーを格納しているとき
- 運転席または助手席のドアが完全に閉まっていないとき
- 次のような場合には、カメラ映像が見づらくなることがありますが、故障ではありません。
- 暗いところ(夜間、トンネルなど)
- カメラ付近が極端に高温または低温のとき
- レンズカバーが汚れているとき
- 直接カメラに強い光が入るとき(映像に白い縦線など影響が出る事があります)
- 雨天時など、レンズカバーに水滴がついたとき、または湿度が高いとき
- 蛍光灯などの照明の下
- カメラ映像は実際の色合いとは多少異なることがあります。
- 次のような場合は、カメラの故障が考えられます。SUBARU販売店にご相談ください。
- 画面が切り替わらない
- カメラステータスインジケーターが表示されない
- 画面が青画、黒画になる
- 画面上に“”、“”、“”が表示される
表示のしかた
スイッチ操作、またはセレクトレバーの操作により表示・切り替えができます。
前方を確認する
セレクトレバーが“D”、“M”、“N”のときに、VIEWスイッチを押します。
VIEWスイッチ、または画面上の切り替えスイッチを押すごとに画面が切り替わります。
最後に画面を切り替えてから約3分間経過すると元の画面に戻ります。
- カメラ映像を表示してから次の条件を満たすと、表示を中断して元の画面に戻ります。
- 電動パーキングブレーキを作動させたとき
- 車速が約20 km/h以上になったとき
- センターインフォメーションディスプレイを操作して画面を切り替えたとき
- セレクトレバーを“P”にしたとき
- 映像の表示を中断した場合は、次に表示するときに前回表示した画面を表示します。
後方を確認する
セレクトレバーを“R”にします。(メーターのシフトポジション表示が“R”に変化すると、カメラ映像を表示します。)
表示中にVIEWスイッチ、または画面上の切り替えスイッチを押すと画面が切り替わります。
- カメラ映像を表示してからセレクトレバーを“R”以外にすると、すぐに元の画面に戻ります。
- 映像の表示を中断した場合は、次に表示するときに前回表示した画面を表示します。
停車中に周囲を確認する
セレクトレバーが“P”のときにVIEWスイッチを押します。3Dビュー映像を表示します。
映像は45°ずつ回転し、一周します。
途中で止めるには、画面上の切り替えスイッチをタップします。
画面上の切り替えスイッチをタップするごとに、表示角度が切り替わります。
もう一度VIEWスイッチを押すか、カメラ映像を表示してから約3分間経過すると元の画面に戻ります。
- 必ず直接目視やミラーで周囲の安全を確認する。
- 3Dビュー映像は、各カメラの映像を合成しているため、実際とは異なります。死角にある障害物などは映りません。
- センターインフォメーションディスプレイを操作して画面を切り替えると、表示を中断します。
- 映像の表示を中断した場合は、次に表示するときに前回表示した角度で表示します。
カメラ映像の見かた
カメラ映像には、距離や車両の進行方向の目安となるガイド線や、接近車両の情報を表示します。
- 運転時は、ガイド線に頼らず直接目で確認する。
- 搭乗人数や積載状態により車両が路面に対して傾いている場合など、実際の位置とガイド線の指示が異なる場合があります。
トップビュー画面(拡大・部分)
- ステアリング連動の方向目安線(前進)
- ステアリング連動の方向目安線(後退)
- ステアリング連動の方向目安線(側方)
- 接近車両お知らせアイコン(前側方警戒アシスト)
- 接近車両お知らせアイコン(後退時支援)
- カメラステータスインジケーター
サイドビュー画面
- フロントバンパーの先端から約30 cm
- フロントタイヤの中心
- タイヤ外側から約30 cm
- 接近車両お知らせアイコン(前側方警戒アシスト)
- カメラステータスインジケーター
フロントビュー画面
- 車両左外側から約30 cm
- 車両右外側から約30 cm
- フロントバンパーの先端から約50 cm
- ステアリング連動の方向目安線(橙)
- 接近車両お知らせアイコン(前側方警戒アシスト)
- カメラステータスインジケーター
リヤビュー画面
- (1)~(4) 距離・車幅マーカー
- バンパーから約3 m(緑)
- バンパーから約2 m(緑)
- バンパーから約1 m(黄)
- バンパーから約0.5 m(赤)
- バンパーから約0.5 mと車両中心を示す十字線(赤)
- ステアリング連動の方向目安線(橙)
- 接近車両お知らせアイコン(後退時支援)
- カメラステータスインジケーター
RAB画面
後退時ブレーキアシスト(RAB)が検知した障害物との距離の範囲を表示します。
接近車両お知らせアイコン
前側方警戒アシスト
前方確認画面を表示中、左右から接近する車両の存在をアイコンでお知らせします。
セレクトレバーが“D”または“M”で停車中の場合は、アイコンが点灯します。
車速約20 km/h以下で走行中の場合は、アイコンが点滅し、割り込み画面と警報音およびEyeSightアシストモニターの表示で注意を促します。
- 必ず目視によって周辺状況を確認する。
- レーダーの検知性能には限界があり、天候や周囲の状況によっては車両を検知できないことがあります。システムを過信すると重大な事故につながるおそれがあります。
- 接近する車両の速度が5 km/h以下または60 km/h以上のときは作動しません。
後退時支援
後方確認画面を表示中、SRVDが車両後方の左右から接近する車両を検知するとアイコンが点滅します。
カメラの取り扱いについて
サイド、フロント、リヤのそれぞれのカメラが装着されています。
- カメラ、スイッチ、配線類を分解したり改造したりしない。
- 万一煙が出たり異臭がした場合には、SUBARU販売店で点検を受けてください。そのまま使用すると、事故、火災、感電の原因となります。
- 高圧洗車機を使用する場合は、カメラ周辺部に直接水をかけない。
- レンズに水が入り、結露などが発生したり、故障や火災、感電の原因となります。
- カメラは精密機器のため、強い衝撃は与えない。
- 故障や火災、感電の原因となります。
- カメラに泥などが付着して固まったり、雪などで凍り付いてしまっているときに、棒などでたたいて泥や氷を落とさない。
- 故障や火災、感電の原因となります。水またはぬるま湯をかけて洗い流し、柔らかい布で拭き取ってください。
- カメラや配線類に火気を近づけない。
- 故障や火災の原因となります。
- e-BOXERシステム停止中に長時間使用しない。
- 補機バッテリー上がりの原因となります。
- アルコール、ベンジン、シンナーなどでカメラを拭かないでください。変色などの原因となります。汚れを落とすときには、薄めた中性洗剤を染み込ませた布で拭き、柔らかい布でから拭きをしてください。
- ボディワックスをかける場合は、ワックスがカメラにつかないよう注意してください。もし、ついてしまった場合にはきれいな布に水で薄めた中性洗剤を含ませ、拭き取ってください。
- レンズカバーは傷がつきにくいよう、ハードコートしていますが、ボディ洗車する場合やレンズカバーを拭き取る場合に、傷をつけないように注意してください。
- レンズカバーに洗車ブラシなどは使用しないでください。カメラ映像が見づらくなることがあります。
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