クロストレック e-BOXER搭載車 (GU Type B)

運転の前に

解錠・施錠

キーレスアクセスについて

アクセスキーは電波法の認証に適合しています。

電池交換時以外は、不用意に分解しないでください。分解、改造したものを使用することは法律で禁止されています。

必ず日本国内でご使用ください。

キーレスアクセス&プッシュスタート機能は、134 kHzの電波を車両側発信アンテナから周期的に出力しています。

警告
  • キーレスアクセス&プッシュスタートシステムにおいて、植込み型心臓ペースメーカーまたは植込み型除細動器の機器を装着されている方は、車両側発信アンテナから約22 cm以内の範囲に植込み型心臓ペースメーカーなどを近づけない。
  • 車両側発信アンテナの電波により植込み型心臓ペースメーカーまたは植込み型除細動器の作動に影響を与えるおそれがあります。

    医療用電気機器を装着されている方は医療用電気機器製造業者などに事前に確認してください。

    医療用電気機器の作動に影響を与えるおそれがあります。

警告 - キーレスアクセスについて
注意

キーレスアクセス&プッシュスタートシステムでは微弱な電波を使用しているため、次のような状況ではアクセスキー・車両間の通信の妨げとなり、施錠・解錠およびe-BOXERシステムの始動ができなくなることがあります。

  • 近くに放送施設、送電線などの強い電波を発生する設備があるとき
  • 他の車両のアクセスキーやリモコンキーなどの電波を発信するような製品を使用しているとき
  • アクセスキーの近くに携帯電話などの無線通信機があるとき
  • アクセスキーの近くに空気清浄機があるとき
  • アクセスキーの電池が消耗しているとき
  • アクセスキーを次のような製品と同時に携帯しているとき
  • 他の車両のアクセスキーやリモコンキーなど
  • パソコンや携帯情報端末
  • デジタルオーディオプレーヤー
  • ポータブルゲーム機器
  • アクセスキーが次のような金属製の物に接していたり、覆われたりしているとき
  • アクセサリー
  • アルミ箔などの金属が貼られたカード
  • アルミ箔を使用したタバコの箱
  • 金属製の財布やカバン
  • 小銭
  • カイロ
  • CDやDVDなどのメディア
  • 充電器など電子機器の近くにアクセスキーを置いたとき
  • リヤガラスに金属を含むフィルムなどが貼ってあるとき
  • 純正用品以外の部品を取り付けたとき

アクセスキーは、次の場所に絶対に放置または保管しないでください。

  • 車室内(インストルメントパネルの上、物入れ、シートの上など)または荷室内
  • アクセスキーを車内に閉じ込めたり、電池が急激に消耗するおそれがあります。また、アクセスキーの位置によってはプッシュエンジンスイッチが切り替わらないことがあります。
  • 車両周辺2 m以内(車庫での保管など)
  • アクセスキーと車両との通信が頻繁に繰り返され、アクセスキーの電池が急激に消耗するおそれがあります。また、車両の補機バッテリー上がりにつながるおそれがあります。
知識
  • アクセスキーを次の場所に置かないでください。アクセスキーを車内に閉じ込めたり、誤って警告を通知したり、通知できないことがあります。
  • インストルメントパネル上
  • フロア上
  • グローブボックス内
  • ドアトリムのポケット
  • リヤシート
  • カーゴルーム

キーレスアクセス&プッシュスタート機能の停止

次の場合、キーレスアクセス&プッシュスタート機能を停止することができます。

  • 植込み型心臓ペースメーカーまたは植込み型除細動器の機器を装着されている方がお車に乗車するとき
  • 長期間お車を使用しないとき、または機能自体を使用しないとき
  • やむを得ずアクセスキーを車室内やお車の周辺に保管したいとき
  • アクセスキーが車両と通信できる距離(車両周辺約2 m)に頻繁に入るとき

キーレスアクセス&プッシュスタート機能停止中は、キーのボタンで解錠・施錠してください。

e-BOXERシステムを始動するときには、アクセスキーをプッシュエンジンスイッチに触れてから操作する必要があります。

知識

設定変更はSUBARU販売店でもできます。詳しくはSUBARU販売店にご相談ください。

機能を停止させるとき

機能を停止するには、ドア開閉による方法とアクセスキーによる方法があります。

注意
  • 植込み型心臓ペースメーカーまたは植込み型除細動器の機器を装着されている方は、必ずドア開閉による方法で機能停止または復帰させる。
  • アクセスキーによる方法は誤操作により機能が復帰する可能性があります。
ドア開閉による方法
  1. 運転席に座りドアを閉めます。

  2. 集中ドアロックスイッチの「解錠」を押します。

  3. 手順2.の操作後、5秒以内に運転席ドアを開けます。

  4. 手順3.の操作後、5秒以内にドアを開けたまま集中ドアロックスイッチの「解錠」を2回押します。

  5. 手順4.の操作後、10秒以内に運転席ドアを「閉める→開ける」の操作を2回行います。

  6. 手順5.の操作後、10秒以内にドアを開けたまま集中ドアロックスイッチの「解錠」を2回押します。

  7. 手順6.の操作後、10秒以内に運転席ドアを「閉める→開ける」の操作を1回行います。

  8. 手順7.の操作後、5秒以内にドアを閉めます。ブザー(ピー)が約2秒間鳴り、機能が停止します。

キーレスアクセス&プッシュスタート機能の停止 - 1
知識

手順4.および6.では、集中ドアロックスイッチを確実に押してください。スイッチを押す間隔が短い場合、機能が停止しないときがあります。

アクセスキーによる方法
  1. 運転席のドアを開け、ドアロックノブを前側に押します。

    キーレスアクセス&プッシュスタート機能の停止 - 2
  2. アクセスキーの施錠ボタンおよび荷室オープンボタンを同時に5秒以上押します。

  3. ブザー(ピー)が約2秒間鳴り、機能が停止します。

知識

アクセスキーによる方法は、暗証コード式キーレスエントリーの暗証番号を登録すると使用できます。

機能を復帰させるとき

選択した機能停止手順をもう一度行うと、機能を復帰させることができます。

このときブザー(ピッ)が鳴ります。

知識
  • どちらの機能停止方法を行ったか分からなくなった場合、プッシュエンジンスイッチを押してください。
  • アクセスキーによる方法で機能を停止した場合、室内ブザー(ポーン)が鳴ります。
  • ドア開閉による方法の場合、ブザーは鳴りません。

節電機能

自動節電機能

アクセスキーの電池と車両の補機バッテリー保護のため、次の場合自動的に節電機能が働きます。

  • すべてのドア(リヤゲート含む)を施錠した状態で2週間以上キーレスアクセス機能およびアクセスキーのボタンを使用しない場合
  • すべてのドア(リヤゲート含む)を施錠した状態で作動エリア内にアクセスキーを10分以上放置した場合
復帰方法

次のいずれかの操作で復帰します。

  • 運転席のドアハンドルを握って解錠する。
  • 運転席のドアハンドルのタッチセンサーに触れて施錠する。
  • リヤゲートオープナースイッチを押して解錠する。
  • リヤゲートリクエストスイッチを押して施錠する。
  • アクセスキーのボタンで解錠または施錠する。

手動節電機能

アクセスキーの電池の消耗を抑えるため、アクセスキーによる電波の受信待機を停止します。

設定方法

アクセスキーの施錠ボタンを押しながら解錠ボタンを2回押します。その際、アクセスキーのLED表示灯が4回点灯することを確認します。

復帰方法

アクセスキーのいずれかのボタンを押します。

警告音および警告表示

キーレスアクセス&プッシュスタートでは誤操作や盗難を防止するため、異常などを検知すると警告音が鳴り、割り込み画面を表示します。

この場合は適切な処置を行ってください。

警告一覧表

  • 室内ブザー警報
    ポーン、ポーン…(断続)
    室外ブザー警報

    状況

    プッシュエンジンスイッチがACCでセレクトレバーが“P”のとき、運転席ドアを開けた。

    対処方法

    • 運転席ドアを閉めてからプッシュエンジンスイッチをOFFにしてください。
      • 車両から離れるときは必ずプッシュエンジンスイッチをOFFにしてください。

    状況

    運転席ドアが開いているとき、プッシュエンジンスイッチをOFFにした。

    対処方法

    運転席ドアを閉めてください。

  • 閉じ込み防止警告

    室内ブザー警報
    ポーン
    室外ブザー警報
    ピー(2秒間)

    状況

    集中ドアロックスイッチの「施錠」またはアクセスキーの施錠ボタンを押し、アクセスキーを車内に置いたままドアロックノブでドアを施錠しようとした。

    対処方法

    • アクセスキーを車外に持ち出した上で施錠操作を行ってください。
      • 室内にアクセスキーがある状態では施錠できません。
      • 警報音とともにすべてのドア(リヤゲート含む)とフューエルリッドが解錠されます。
  • キー置き忘れ警告

    室内ブザー警報
    室外ブザー警報
    ピー(2秒間)

    状況

    プッシュエンジンスイッチがOFFのとき、アクセスキーが車内にある状態でドアハンドルのタッチセンサーに触れた、またはリヤゲートリクエストスイッチを押した。

    対処方法

    • アクセスキーを車外に持ち出した上で施錠操作を行ってください。
      • 室内にアクセスキーがある状態では施錠できません。
  • 半ドア警告

    室内ブザー警報
    室外ブザー警報
    ピッピッピッピッピッ(5回)

    状況

    プッシュエンジンスイッチがOFFのとき、いずれかのドア(リヤゲート含む)が開いている状態でドアハンドルのタッチセンサーに触れた、またはリヤゲートリクエストスイッチ、アクセスキーの施錠ボタンを押した。

    対処方法

    • ドアを確実に閉めて施錠操作を行ってください。
      • いずれかのドア(リヤゲート含む)が開いている状態では施錠できません。
  • プッシュエンジンスイッチ切り忘れ警告

    室内ブザー警報
    ポーン
    室外ブザー警報
    ピーーー (最長60秒間)

    状況

    プッシュエンジンスイッチがOFF以外でセレクトレバーが“P”のとき、アクセスキーを携帯した状態でドアハンドルのタッチセンサーに触れた、またはリヤゲートリクエストスイッチを押した。

    対処方法

    • アクセスキーを車内に戻すか、プッシュエンジンスイッチをOFFにしてください。
      • プッシュエンジンスイッチをOFFにしないと施錠できません。
  • キー持ち出し警告

    室内ブザー警報
    ポーン
    室外ブザー警報
    ピッ ピッ ピッ (3回)

    状況

    プッシュエンジンスイッチがOFF以外でセレクトレバーが“P”のとき、アクセスキーを携帯した状態で車外に出て運転席ドアを閉めた。

    対処方法

    プッシュエンジンスイッチをOFFにした上で車外に出てください。

  • 同乗者のキー持ち出し警告

    室内ブザー警報
    ポーン
    室外ブザー警報
    ピッ ピッ ピッ (3回)

    状況

    プッシュエンジンスイッチがOFF以外で同乗者がアクセスキーを車外に持ち出し、運転席以外のドアを閉めた。

    対処方法

    アクセスキーを車内に戻すか、プッシュエンジンスイッチをOFFにしてください。

  • セレクトレバー位置警告

    室内ブザー警報
    ピーーー(連続)
    室外ブザー警報

    状況

    • プッシュエンジンスイッチがOFF以外でセレクトレバーが“P”以外のとき、運転席ドアを開けた。
    • プッシュエンジンスイッチがONでセレクトレバーが“P”以外のとき、プッシュエンジンスイッチを押してACCにした。

    対処方法

    • セレクトレバーを“P”にし、プッシュエンジンスイッチをOFFにした上で車外に出てください。
      • プッシュエンジンスイッチがONでセレクトレバーが“R”のときは、“R”のブザーが優先されます。
  • セレクトレバー位置警告

    室内ブザー警報
    ピーーー(連続)
    室外ブザー警報
    ピーーー(連続)

    状況

    プッシュエンジンスイッチがOFF以外でセレクトレバーが“P”以外のとき、アクセスキーを携帯した状態で車外に出て運転席のドアを閉めた。

    対処方法

    • セレクトレバーを“P”にし、プッシュエンジンスイッチをOFFにした上で車外に出てください。
      • プッシュエンジンスイッチがONでセレクトレバーが“R”のときは、“R”のブザーが優先されます。
  • キーなし警告

    室内ブザー警報
    ポーン、ポーン…(約7秒間)
    室外ブザー警報

    状況

    車内にアクセスキーがない状態で走行した。

    対処方法

    アクセスキーを携帯して走行してください。

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