クロストレック e-BOXER搭載車 (GU Type B)

運転支援機能

EyeSight

車線逸脱警報

自車速が約40 km/h以上のときに車線を逸脱しそうになると注意を促します。

車線逸脱警報が作動するとブザー(ピピピッ)が鳴り、割り込み画面を表示します。

車線逸脱警報 - 1
車線逸脱警報 - 2
警告
  • 車線逸脱警報はあらゆる状況で作動するものではない。また、逸脱を自動的に回避するものでもない。車線の維持を車線逸脱警報のみに頼っていると、車線逸脱による事故につながるおそれがある。

    車線逸脱警報は区画線を認識している場合に警報するものであり、路肩や側溝など道路の端を認識して警報する機能ではない。

  • 次に挙げる状況などでは、ステレオカメラでの区画線の認識が困難な場合があり、システムが適切に動作できないおそれがある。
  • 夜間、またはトンネル内でヘッドランプを点灯していないとき
  • 悪天候時(雨天、降雪、濃霧など)
  • 路面がぬれて光が反射しているとき
  • 車線内に道路標示(矢印や文字など)が存在しているとき
  • 車間距離が短く、区画線が見づらいとき
  • 隣車線から車が割り込んできたとき、または前方の車が車線変更したとき
  • カーブの形状が急激に変化するとき
警告 - 車線逸脱警報 - 3
  • 区画線の上にガードレールなどの影が重なっているとき
  • 前方から強い光(太陽光などによる逆光やヘッドランプの光など)を受けたとき
  • 車線の幅が狭いとき、あるいは広いとき
  • 車線の幅が変化したとき
  • 車線がステレオカメラの認識性能から見て認識しづらいとき
  • 区画線がない、または消えかかっている
  • 区画線が黄色で描かれている
  • 区画線の色が路面の色と似ていて見えにくい
  • 区画線が二重に描かれている
  • 区画線の幅が細いなど
  • 区画線以外の線が路面に描かれている
  • 区画線に壁やポールが隣接している
  • 区画線の形状が急激に変化するとき(カーブの出入り口、クランク、カーブが連続している道路など)
警告 - 車線逸脱警報 - 4
  • 路肩に縁石や側壁があるとき
  • トンネルの出入り口や高架下など明るさが変化するとき
  • フロントウォッシャーの使用中または使用後で、フロントガラスが十分に拭き取れていないとき
  • 荷物の積載などにより、極端に車両が傾いているとき
  • 路面に雪や水溜り、融雪剤が残っているとき
  • 先行車や対向車が巻き上げた水や雪や土埃、または風に舞う砂や煙、水蒸気が前方にあるとき
  • フロントガラスに曇りや雪、汚れ、霜、土埃などの付着や傷などがついて、ステレオカメラの視界を遮っているときや、その汚れなどに光が当たっているとき
  • フロントガラス上の雨滴や水滴、汚れが十分に拭き取れていないため、ステレオカメラが車線を認識できないおそれがあるとき
  • ルーフ上に積載したカヌーなどがステレオカメラの視界を遮っているとき
注意

次の場合、車線逸脱警報は作動しないまたは作動しにくい場合があります。

  • 自車速が約40 km/h未満のとき
  • ハンドルを大きくまたは速く切ったとき
  • 急カーブを走行しているとき
  • ブレーキペダルを踏んでいるとき
  • ウインカー作動中とレバーを戻した後の約3秒間
  • 車線逸脱警報作動後、車線の内側に戻っていないとき
  • 路面勾配が急激に変化するとき(上り坂、下り坂)
知識
  • 次の場合、車線を誤って認識し、車線逸脱警報が作動することがあります。
  • ぬれた路面や積雪路でのタイヤの跡などがあるとき
  • 雪とアスファルトの境目や道路の補修跡などがあるとき
  • ガードレールの影などがあるとき
  • 区画線が二重に描かれているとき
  • 道路工事区間で以前の区画線が完全に消えていないなど、路面に線状のペイントがあるとき
  • 車線逸脱警報は区画線への接近速度など車両状態から逸脱するタイミングを判断しているため、警報が作動する位置が変動することがあります。
  • 車線逸脱警報OFF表示灯が点灯しているときは、車線逸脱警報は作動しません。

車線逸脱警報をON/OFFにするとき

センターインフォメーションディスプレイのEyeSight設定項目で車線逸脱警報をON/OFFすることができます。

「車線逸脱防止機能」の項目で「すべてON」または「警報音のみON」を選択することで車線逸脱警報がONになります。また「車線逸脱防止制御のみON」または「すべてOFF」にすることで車線逸脱警報がOFFになります。

車線逸脱警報をOFFにすると、メーター内の車線逸脱警報OFF表示灯が点灯します。

車線逸脱警報をONにすると、車線逸脱警報OFF表示灯が消灯します。

知識
  • 車線逸脱警報をOFFにすると、ふらつき警報もOFFになります。
  • プッシュエンジンスイッチをOFFにしてから、再度e-BOXERシステムを始動しても、プッシュエンジンスイッチをOFFにする前の状態を保ちます。

車線逸脱警報OFF表示灯

プッシュエンジンスイッチをONにすると点灯し、e-BOXERシステム始動後約10秒後、プッシュエンジンスイッチをOFFにする前の状態に応じて消灯または点灯します。

車線逸脱警報およびふらつき警報をOFFにすると点灯します。

また、次の場合にも点灯します。

  • EyeSightシステムが故障したとき(EyeSight警告表示灯(黄色)が点灯している)
  • EyeSightシステムが一時停止したとき(EyeSight一時停止表示灯(白色)が点灯している)
車線逸脱警報をON/OFFにするとき

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