
「諏訪湖SA上り」は諏訪湖南畔にあり、駐車スペースからは雄大な湖と八ヶ岳連峰や霧ヶ峰連峰がよく望める。
Photographs●小川宏子 Text●塩田典子
「諏訪湖SA上り」は諏訪湖南畔にあり、駐車スペースからは雄大な湖と八ヶ岳連峰や霧ヶ峰連峰がよく望める。
Photographs●小川宏子 Text●塩田典子
「諏訪湖SA上り」は諏訪湖南畔にあり、駐車スペースからは雄大な湖と八ヶ岳連峰や霧ヶ峰連峰がよく望める。
Photographs●小川宏子 Text●塩田典子
「どこか遠くへ行きたいなぁ」。そんな気持ちが募っていた初秋のある日、ストームグレー・メタリックのLEGACY OUTBACK Limitedで目指したのは中央自動車道。あてどなく走り続けて、気になるSA・PAに寄り道しながら行けるところまで行こうとクルマに乗り込んだ。こんなラフな気分でスタートしたドライブだったけれど、私たちを待っていたのは、変化に富んだ絶景の数々とご当地の逸品たち。今が旬のフルーツやお菓子にも巡り合えて、大満足のドライブ旅となった。
抜けるような青空の下、中央自動車道下り線を名古屋方面へと向かう。富士山、八ヶ岳、南・中央アルプスなどの、日本を代表する名峰を縫って走る山岳高速道路だけあって、車中からの風景はもちろん、SA・PAからの眺望も変化に富んでいる。急勾配やカーブが多い中央道だが、レガシィ アウトバックは走りがスムースで振動も少なく、長距離ドライブでも疲れにくいシートを採用していて頼りになる。
最初に訪れた「双葉SA」は富士山の真北に位置し、澄み切った日には高さ15mの展望台から富士山、南アルプス、八ヶ岳、駒ヶ岳を見渡せる。なのに当日は雲がかかり御坂山地の向こうに富士山が顔を出すことはなかった。気を取り直し売店でおやつに生クリーム大福を購入。杵つき餅に巨峰や桃、小豆など6種類の餡と生クリームが包まれたカラフルな大福は冷凍販売だが、1〜2時間もすれば解凍でき、つきたての柔らかさが味わえる。
展望台から富士山や八ヶ岳を一望
スーベニアコーナー
営業時間:24時間
定休日:無休
展望台に上れば360度のパノラマが。天気が良ければ富士山から南アルプス、八ヶ岳、駒ヶ岳まで見晴らせる。
富士川町「竹林堂」の生クリーム大福6個入980円。季節替わりの6種類の詰め合わせ。半解凍で食べても美味。
八ヶ岳と南アルプスをすり抜けて走ること約90km、「小黒川PA」の「白樺亭」で待望の伊那名物ソースかつ丼をオーダー。甘辛いタレに潜らせた厚めのロースカツが、長野県飯山産コシヒカリ「幻の米」のご飯と千切りキャベツの上に敷き詰められ、食が進む。添えられた野沢菜漬けがいい箸休めに。
駐車スペースのそばには巨大なフォトフレームがある。フレームの中には南アルプスがすっぽりと収まり、記念撮影にぴったり。カメラ片手のドライバーが代わる代わるフレームの前に陣取っていた。
フォトフレームから南アルプスを
白樺亭
営業時間:7:00~20:00
定休日:無休
大きなフォトフレームの内側に入って、南アルプスと一緒に記念撮影するのもおすすめ。
伊那名物ソースかつ丼770円。
キャベツの甘みと特製甘辛ソースのバランスが◎。
「白樺亭」の山本智紀さん。
「ガッツリ系のソースかつ丼、食べ応えがあります」。
「小黒川PA下り」から駒ヶ根ICに向かう途中、目の前に中央アルプスが見えてくる。
そこからさらに約85km、南アルプスと中央アルプスの間を抜け、恵那山を過ぎるといつしか岐阜県内に。「恵那峡SA」は中津川名産の栗菓子の品揃えが充実している。訪れた日は栗きんとんのシーズン初日。「美濃屋」の栗きんとんは岐阜・熊本産の栗と砂糖のみを用いて手作業で仕上げ、栗の歯応えを残した素朴な風味。ほくほくしてほんのりと甘く、秋を満喫した。
今シーズンお初の栗きんとん♪
ショッピングコーナー
営業時間:24時間
定休日:無休
創業120余年、御菓子司「美濃屋」の栗きんとん6個入り1490円(〜1月初旬まで販売予定)。
一方、上り線での初訪問は中央アルプスと南アルプスに挟まれた「駒ヶ岳SA」。小高い丘を上っていくと下りのSA越しに甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、北岳など3000m級の山々が連なり、壮観!向かい側には中央アルプスが映える。売店では世界で3社のみと言われる、最高級革・コードバン(馬の尻の革)の鞣しを手がける飯田市の革加工メーカー「宮内産業」の商品に目が留まる。コードバンは丈夫で軽く光沢があり、使えば使うほど艶と味が出る。馬蹄型のコインケースは機能的、かつ自社加工なのでお値打ち価格だ。
国産
フォレストガーデン
営業時間:24時間
定休日:無休
建物裏手には散策路が広がり、ドッグランや眺めの良い展望台がある。
駒ヶ根IC付近からは、進行方向左手に中央アルプスの宝剣岳がくっきり!
「宮内産業」のコードバン コインケース各8000円。
中央アルプスを背景に立つ山小屋風のSA。
さらに約47km進み、諏訪湖に寄り添う「諏訪湖SA」で軽食タイムに。信州といえばおやき。「いろり堂」ではおやきが蒸したてで販売されている。常時約10種類ある中、諏訪湖SA店限定の辛味噌野沢菜と、きのこたっぷりのクリーミーチーズ(290円)を選び、デッキテラスで頬張った。ここには中央道唯一の温泉(上下両方)もあり、立ち寄り湯もいい。
湖を望むテラスであつあつおやき
安曇野おやき「いろり堂」
営業時間:7:00~22:00
定休日:無休
「恋人の聖地」に認定され、敷地内にはモニュメントが設置されている。
「いろり堂」の辛味噌野沢菜おやき(260円)で小腹を満たす。
「ハイウェイ温泉諏訪湖」が併設され、高速道路を出なくても温泉に浸かれるのが嬉しい。
10:00〜22:00(土日・祝日は9:00〜)、無休、610円。
中央道ドライブも終盤に。「釈迦堂PA」は「山梨フルーツ王国」と名付けられ、旬の地元産フルーツの宝庫。9月一杯は巨峰やピオーネ、シャインマスカットがずらり。もぎたてが随時並び、フレッシュで粒も大きい。お土産に購入し、約6種類のフルーツを盛り込んだ釈迦堂フルーツソフト プレミアムミックス(500円)でビタミンCをチャージ。ここは一般道から自由に入れる「ぷらっとパーク」で扉の外には一面のブドウ畑が広がる。時刻は日没寸前。雲間から“天使の梯子”が射し、笛吹市街をキラキラと照らしている。
一気に駆け抜けた今回のドライブ。土地ごとの魅力が詰まったSA・PAを巡り、まるで旅してきたかのような心地に。予想以上の充実感が得られた。
旬のもぎたてフルーツをお土産に
ショッピングコーナー
営業時間:7:00~22:00
定休日:無休
ぷらっとパークのゲートを出ると、ブドウ畑と笛吹市街が美しい夕景に。
9月は3種類のブドウが勢揃い。10月には甲州が登場予定。
注)新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の感染予防のため、営業時間・営業内容に変更が生じる場合があります。
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