ターマック路面に設けられた13本のSS、総距離417.40㎞で行なわれた『ツール・ド・九州2017 in 唐津』。雨天となったデイ1は、No.3富士スバルアライモータースポーツWRX(新井敏弘/田中直哉)がSS1でトップタイムをマークする好スタートを切りました。その後No.1ラックSTI 名古屋スバルDL WRX(勝田範彦/石田裕一)がSS2からSS4までベストタイムをマークして首位に躍り出ます。一方の新井選手は駆動系にトラブルを抱え、サービスでリヤデフを交換しましたがSS6でドライブシャフトを破損してストップ。デイ1は勝田選手が首位を獲得しました。
デイ2は曇り空から時折青空が顔を見せるコンディション。勝田選手はオープニングのSS9からベストタイムをマークし、2位との差を徐々に拡げます。その後も後続の追い上げを退けて今大会12年連続となる優勝を遂げました。
橋本 卓(福岡スバル株式会社 櫛原店)
今回で3回目のラリーメカニック体験でしたが、何が起こるか分からないので新鮮な気持ちで緊張感を持って臨みました。連日の悪天候で思うような作業ができなかったことも、様々なコンディションの中で行なわれるラリーの楽しさなのだと痛感しました。
鹿嶋 雄樹(福岡スバル株式会社 浮羽店)
印象的だったのは、クルマの清掃やテントの片づけ等、他チームの手伝いを率先してやっていたことです。ひとつの作業を一人でやるより多くの人が手伝うことで、時間も短縮できるし信頼関係も築くことができると改めて感じました。
楪 裕一(福岡スバル株式会社 飯塚店)
モータースポーツでは、限られた時間の中で作業を行なうこと、ルーティンの作業だけでなく、イレギュラーな事態が発生したときにも時間内で絶対にミスせず正確に作業を終えることが大切であることを体感しました。この経験は日々の業務にも生かせると思います。
他 参加者 : 奥村 家万(熊本スバル自動車株式会社 清水店)、高田 研(南九州スバル株式会社 都城店)