富士スピードウェイは毎回シリーズ最多のドライバーがエントリーする激戦のレース。今回も、プロフェッショナルシリーズに35台、クラブマンシリーズには90台がエントリーしました。予選は白熱したタイムアタック合戦となり、トップから26位までの差が1秒以内という僅差の闘いとなりました。決勝も予選同様の好レースが展開され、6番手からのスタートとなった青木孝行選手(ケーエムエスフェニックス86)がトップでゴール。No.88 井口卓人選手(CG ROBOT BRZ BS)は14位、No.87 久保凛太郎選手(CG ROBOT BRZ BS)は33位でレースを終了しました。
栗田 駿(スバル信州株式会社 長野テクニカルセンター)
チームスタッフの方から競技の流れや、競技車両のメンテナンスなどを聞き、普段の車両整備との違いを理解することができたのは収穫でした。プロのレーシングドライバーと接することができたのも良い刺激になりました。
黒口 卓哉(北陸スバル自動車株式会社 富山新庄店)
レースの世界はとてもシビアで、1秒の中で26台もの車が順位争いをしていることに驚きました。メカニックの数も多く、チームワークが大切だということを学びました。さまざまな方と話ができ、自身のスキルアップにもなりました。
野口 拓也(千葉スバル自動車株式会社 茂原店)
レースでは専有走行、予選走行の前後、決勝前と何度も車両確認をしました。車両に大きな負荷のかかるレースでは、僅かな見落としがタイムロスや事故につながるからです。今回、改めて点検、確認作業の重要性を学びました。
小林 達也(静岡スバル自動車株式会社 静岡店)
プロフェッショナルチームの一員として参加して貴重な経験ができました。作業時も皆で声を掛け合い、何度もチェックしてミスを無くし、完璧な状態でドライバーとマシンをコースに送り出すというのがプロチームなのだと感じました。
小川 悠太(名古屋スバル自動車株式会社 名岐バイパス西春店)
普段は1/10単位で見ているタイヤの内圧を、レースでは1/100単位まで見ることで、タイヤに熱が入ったときの内圧を厳密に計算していることを知り驚きました。
また、チームのみんなで整備した車両を送りだし、無事に走り切った時には感動しました。
益子 喜秋(京都スバル自動車株式会社 金閣寺店)
タイヤカスをドライヤーとスクレイパーで落としたり、ピットスコアボードを出したりといったような、日常業務では経験しない新しい体験ができました。日常業務も的確かつスピーディに行なうことを心がけたいと思うようになりました。
小森 圭祐(滋賀スバル自動車株式会社 草津店)
プロとしてレースに関わっている方と共にレースに参加するのは初めてでした。トルク管理や部品を長く使うための扱い方など、普段の現場とは違った配慮をしていたことが印象的でした。ここでの経験を仕事にも生かしたいと思います。
他 参加者:力武 佑有(神奈川スバル株式会社 綱島店)