鈴鹿サーキットで行なわれたシリーズ第8大会、第9戦。クラブマンシリーズが87台、プロフェッショナルシリーズ35台の合計122台がエントリーしました。台風の影響で次第に強まっていく雨の中で行なわれた予選では、No.87 久保凛太郎選手(CG ROBOT BRZ BS)が3位、No.88 井口卓人選手(CG ROBOT BRZ BS)が6位と上位に進出。シーズンのラストスパートに期待が持てる展開となりましたが、翌日予定されていた決勝レースは台風の影響を考慮してキャンセルとなってしまいました。
中西 慶光(京都スバル自動車株式会社 舞鶴店)
緊張しながらも胸の高鳴る思いで参戦しました。天候に逆らえず、決勝は中止になってしまいましたが、練習走行、予選と貴重な体験をすることができました。1台のクルマを4人で作業するという経験は、チームワークの大切さを改めて実感させられました。
岩田 眞之介(広島スバル株式会社 中広店)
コンマ1秒を争っているレースでは、一つのミスが事故につながる世界です。もし私が作業したクルマが動かなくなったり事故があったりしたらと思うとゾッとする思いでした。今回作業をさせていただいたクルマが目の前を全開走行してパドックまで帰ってきたことで、自信がつきました。
松本 岳也(大阪スバル株式会社 八尾店)
今回、専属のレースメカニックの方々の作業を間近で見ることができたのは良い刺激になりました。的確な指示やドライバーとのコミュニケーション、少しのクルマの変化にも瞬時に対応するところなど、驚くことがたくさんありました。決勝レースは雨天で中止になってしまいましたが、普段経験できないこと、教わることもたくさんあり、自身のスキルアップになりました。
赤阪 千尋(大阪スバル株式会社 狭山店)
初めて会ったメンバーと普段とはまったく違う環境で作業することで、自分の中の当たり前は当たり前じゃないことに気づきました。レースでは早さも大切だけれど、ミスは絶対に許されない。普段の仕事も同様ですが正確に作業することが何よりも大切だと改めて思いました。
西村 友秀(奈良スバル自動車株式会社 香芝店)
プロのレースメカニックの方の、与えられた状況の中でスピーディに作業する技術力の高さに驚かされました。他チームのクルマですが、レース中にクラッシュして左側がぐちゃぐちゃになって運ばれてきたのに翌日にはきれいな状態になってレースに復帰していました。本当にすごい!の一言です。この「やるしかない」を心がけて、日常業務に活かしていきたいと思います。
萩野 雄生(兵庫スバル自動車株式会社 灘店)
ピットにはリフトが無く普段とは違った環境なので、思うように作業できない場面が多く、そのたびに考えながら、いかに効率よく、コンパクトに作業できるのかを工夫しました。レースは終了しましたが、日々の仕事でも創意工夫することを忘れずに、今回の経験を活かしてさらに成長できるよう努力します。
他 参加者 : 大野 清志郎(神奈川スバル株式会社 湘南店)、高田 匡基(名古屋スバル自動車株式会社 本地ケ原店)