おクルマを運転するときにお気をつけていただきたい項目をまとめました。特にタイヤの空気圧は徐々に(自然に)低下します。
最低1ヶ月に1度は空気圧の点検を行って適正な空気圧を維持してください。
タイヤトレッド面全体で
しっかりと接地する
タイヤトレッド面の中央部
だけで接地している
タイヤトレッド面の両肩に
無理がかかっている
空気圧が適正でないと、次のような症状が起こる可能性があります。
空気圧が高すぎると | 空気圧が低すぎると | |
---|---|---|
偏摩耗 | センター摩耗が発生しやすい | 両肩べり摩耗が発生しやすい |
走行中の事故 | カット傷を受けやすい | ホイールからタイヤビード部が外れやすくなる。 ハイドロプレーニングやスタンディングウェーブ が発生しやすい。極端に不足していると、 コード切れを起こしやすくなる |
燃費 | 向上する | 低下する |
乗り心地 | 車がはねる感じになる | 車が揺れる感じになる |
タイヤライフ | タイヤ中央部の異常摩耗などのために 低下する |
タイヤ両肩部の異常摩耗などのために 低下する |
タイヤの空気は、1ヶ月で5%程度自然に抜けてしまいます。
適正空気圧は車種によって異なります。運転席側のドア付近または給油口に貼付された空気圧表示シールでご確認ください。
新品タイヤは使用初期、過酷な条件で使用すると、故障を誘発することがあります。
また寸法成長による発熱もしやすい性質もあります。タイヤの性能を十分に発揮させるために、慣らし走行を必ず行いましょう。
▶︎タイヤの表面がなれて本来のゴムのグリップが発揮
▶︎タイヤ交換前後の性能差に慣れて安全走行が確保
▶︎ゆるやかな寸法成長およびリムとのなじみで故障耐久性が向上
タイヤ | 走行速度 | 走行距離 |
---|---|---|
乗用車・軽トラック | 80km/h以下 | 100km以上 |
小型トラック | 60km/h以下 | 200km以上 |
タイヤは直射日光、雨水、油、熱にさらされる屋外に長時間置いていると、ゴムの劣化スピードが早まり、変色やひび割れの発生につながります。もし保管する場合は、暗く涼しいところに半分空気を抜いて置いておくことが大切です。
直射日光が当たる場所は避けましょう。
●︎タイヤ内部に水が入らないよう、雨の時は室内に入れましょう。
●︎油や水が付いたり、傷や変型の恐れのある場所には置かないようにしましょう。
●︎発電機や、バッテリーなどのそばには置かないようにしましょう。
●︎タイヤを保管する際に、タイヤ内部の薬品がにじみ出て壁や床などを汚す恐れがありますので、ご注意ください。