純正パーツ | SUBARUタイヤ | タイヤの基礎知識 | 点検編

点検編2:ローテーションとホイールアライメント

点検編2:ローテーションとホイールアライメント

タイヤは装着する位置によって摩耗の仕方や進み方が異なるため、定期的な位置交換(ローテーション)が必要になります。
ここでは、タイヤの寿命を延ばし、長持ちに必要なローテーションやホイールアライメントについて説明します。

ローテーションの効果

  1. 01異常摩耗(片べり)の防止
  2. 02ライフ(寿命)のアップ
  3. 03疲労度の均一化

タイヤローテーションの方法

タイヤのローテーション方法は、FR車とFF車では異なります。また、回転方向の指定のあるタイヤとないタイヤでも異なります。

横スクロール
回転方向の指定のないタイヤ 回転方向が指定されているタイヤ
FR車 FF車 駆動方式を問わず
左前輪は右後輪へ、右前輪は左後輪へ移動。後輪はそれぞれ前輪へ移動。
左後輪は右前輪へ、右後輪は左前輪へ移動。前輪はそれぞれ後輪へ移動。
前輪と後輪の位置を移動する。
  • (注意1)前後で異なるサイズ表示(含むロードインデックス)のタイヤが装着されている場合、上記例は使えません。
  • (注意2)4輪駆動車の場合は車両取扱説明書に従って実施してください。

[Point] ローテーションのポイント

  • フロント(前輪)タイヤとリア(後輪)タイヤを交換します。
  • ローテーションは、走行5,000km時を目安に行います。
  • FF車は早めに実施します。
  • 摩耗初期のタイヤのローテーションは、偏摩耗防止に効果があります。

ホイールアライメントの効果

  1. 01ハンドル操作が容易になる
  2. 02操縦安定性が向上する
  3. 03タイヤの異常摩耗を防止できる

ホイールアライメントとは

クルマは、車種ごとにタイヤ・ホイールに取付角度が設定されており、これらの角度を適正な状態に調整することをホイールアライメントと呼びます。ホイールアライメントのズレによって、タイヤの寿命が短くなったり、低燃費性能が損なわれたりと、タイヤが本来持つ性能が発揮されにくくなる場合があります。そのため、タイヤ交換のタイミングなど、定期的にホイールアライメントを測定・調整することをおすすめします。(詳しくは店頭スタッフにご相談ください)

主に以下の要因でズレが生じる場合があります

幹線道路から駐車場への乗り入れ等、段差を乗り越えたりすることで…

▶︎小さな衝撃が日々蓄積し、ズレが発生することがあります。

長年乗り続けることによって…

▶︎経年変化によって、新品時の取付角度からズレが出る場合があります。

左からアライメント調整前、アライメント調整後のイメージ
※図はイメージです。
ページの先頭に戻る