いよいよ冬本番。スタッドレスタイヤに履き替えただけで大丈夫と安心していませんか?今回は私、青森スバルの川口より、冬のドライブの前にご注意いただきたい、おクルマのチェックポイントをいくつかご紹介します。
A.私は昨年のニュルブルクリンク24時間レースに、ディーラー派遣メカニックの一員として参加しました。レースの現場では、プロドライバーが安心してアクセルやブレーキを踏めるよう、私たちがマシンを徹底的にチェックしています。走行状況は違いますが、常に安心して運転できるようこまめなチェックが欠かせないのは、みなさまのおクルマも同じです。まずはできるところからでも、ご自身の目で異常がないかを確認してみませんか? 特に冬は道路状況が変わりやすいので、いつも以上にチェックが大切です。
冬はスタッドレスタイヤに履き替えるという方も多いと思いますが、交換しただけでは、万全とは言えません。タイヤはおクルマを支える重要なパーツ。乗る前に、表面の亀裂や空気圧などをこまめに確認してみましょう。長年使用していると、ゴムが硬くなるなど劣化が進んでいる場合もあります。もし異常に気づいたら、すぐにお店へご相談ください。
A.スキーなど冬のレジャーへお出かけの機会も多いのではないでしょうか。積雪が予想される地域を訪れる際、特にご注意いただきたいのがワイパー。以前、私も友人と出かけたときに凍って貼り付いてしまったことがありました。そのまま動かしてしまうと、ワイパーゴムに傷が付いて払拭性能が下がることも。積雪地でおクルマから離れる際にはワイパーを立てておくことをおすすめします。
また、運転中にブレーキから異音や振動が起きたり、効きが悪くなったりした場合、その原因は融雪剤によってできた錆かもしれません。実際、雪の降る青森ではブレーキパッドの裏側に錆が発生し、そのような症状が出るケースがあります。融雪剤による錆の予防には下回りの洗浄が有効なので、積雪地から帰ってきたら積極的に行なってください。
慣れないシーンでの運転も増える冬。もし異常を感じた際にはお気軽にご相談ください。我々SUBARUのプロがしっかりとチェックいたします。
LIFE STYLE CONCIERGE
念願だったニュル参加が決まった際、店舗を空けることには不安や申し訳なさもあったそう。しかし、長期の不在を周囲のスタッフは積極的に補い、「頑張ってこい」と背中を押してくれたのだとか。今では、ニュルでの経験を活かしながら、日々仲間と技術を高めあっている。
川口メカニックはここにいます
県道259号線沿いに位置し、大きな看板と店先に並べられた試乗車が目印のお店。入庫いただいた際には必要に応じてメカニックも直接お話を伺い、お客様のご要望にしっかりお応えいたします。
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