カートピア SUBARU 国内営業本部の前原さんと日本ライフセービング協会の水川さん | SUBARU

スパナくん特派員が行くつながるSUBARU現地レポート

(左から)SUBARU国内営業本部 営業企画部の前原俊幸さん、
日本ライフセービング協会事務局職員、ライフセーバーとしても活動している水川雅司さん。
Photographs●関 純一

人の思いとSUBARUがつながる現場を、カートピアではお馴染みのスパナくんがリポート。
第4回は日本ライフセービング協会(以下、JLA)とのつながりをご紹介します。SUBARUは、JLAの「水辺の事故をゼロ」という思いに共感し、2020年からライフセーバーカーとして車両を貸与しています。二者がつながった背景やお互いの思いについてお伺いします。

ひとりでも多くの人のいのちを守りたい!

Connect with 日本ライフセービング協会

夏になると海水浴場にいる、赤と黄色の服を着たスタッフがライフセーバーなんだ。見たことがある人もきっと多いはず!僕もどんな活動をしているのか知るために、いろんなことを聞いてみたよ。

つながりが生まれたきっかけは?

水川さんコロナ禍で海水浴場は閉鎖していたけれど、海辺の安全管理を神奈川県から依頼されたんだ。でも、海水浴場が開かないと海の家も建てられず、ライフセーバーの常駐拠点がなくて困っていたんだ。そんな時、ライフセーバーのOBがつながりのあるSUBARUさんに声をかけて、ライフセーバーの活動拠点として車両を貸してくれることになったんだ。

前原さん僕たちを繋いでくれたライフセーバーのOBは、SUBARUではレースカーのラッピングなどをお願いしているんだ。思わぬつながりがきっかけになって驚いたよ。

カートピア SUBARUのスマートキーをJLAの理事長に渡す様子 | SUBARU

東京スバルでのライフセーバーカー引き渡しの様子。
日本ライフセービング協会 理事長の入谷拓哉さん(写真右)にもお話を聞いたよ。

ライフセーバーカーって、どんなクルマ?

水川さん当初は活動拠点として使っていたけれど、海水浴場が再開した2021年以降はライフセーバーの移動、救助に使う道具を運ぶために使っているよ。基本的には市販車と同じで、カーゴトレーやルーフキャリアなど活動に最適な装備を追加しているんだ。

入谷さん何より目を引くのがラッピングだね。“ライフセーバー”と大きくラッピングされているから、ライフセーバーを認識してくれる人が増えたという声もあるんだ。また、ライフセーバーの存在を認識することは、安全意識の向上にもつながると考えているよ。

前原さん4年目になる今年は、29の都道府県ライフセービング協会に32台を貸与していて、年々台数が増えているよ。

※全国各地にある、地域のライフセービング協会

カートピア  ライフセーバーが使用する小型のAED | SUBARU

ライフセーバーカーに積まれているAEDは、機動性を重視して、機能を簡易化したプロ仕様!

ライフセーバーって、何をするの?

水川さん僕たちのミッションは「水辺での事故を未然に防ぐこと」。そのために、ビーチのゴミ拾いやアナウンス、迷子の対応やケガ人の手当てなどをしているよ。もちろん、事故が起きた時の救命救急も僕たちの仕事だよ。

入谷さんJLAは主にライフセーバーの資格発行や救命救助の講習を行っていて、日本各地にあるJLAの都道府県協会がそれぞれの地域で水辺の安全を守る活動をしているよ。現在、有効な資格を持っている認定ライフセーバーは全国に約4000人いるよ。

カートピア 海に向かって走る2人のライフセーバー | SUBARU

ライフセーバーの目印は赤と黄色。海辺で困ったことがあったら、すぐに相談しよう!

これからどんな活動をしていきたいですか?

入谷さん事故を防ぐには、事故の怖さを伝えなければならない。でも、「水辺は楽しい場所」ってことも伝えたいんだ。これは安心と愉しさを追求するSUBARUさんとも通じる所があると思うから、これからは“楽しさ”も伝えていきたいと思っているよ。

前原さんこれからはライフセーバーの活動を世の中に広めていくお手伝いができたらいいな。それに、都道府県協会とSUBARUの販売店が独自の取り組みを行うなど、つながりが新しい広がりを生んでいるんだ。これから活動の幅を広げていけたらいいな。

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