FISアルペンスキー・ワールドカップ 苗場大会レポート <スバル×スポーツ>
スキー・スノーボード競技におけるFISワールドカップのなかでもっとも大きな規模を誇るのがアルペンスキーです。シーズンで世界20か国以上を転戦し、男女それぞれで40戦以上が開催されます。シーズンを通した全世界での総視聴者数は45億人にも及び、まさに世界規模のスポーツエンターテイメントと言えます。

そんなFISアルペンスキー・ワールドカップが、2月22日(土)~23日(日)、苗場スキー場(新潟県)で開催。前回の2016年大会から4年ぶりの開催となります。

現在、世界では苦戦が続いている日本アルペンチームですが、自国開催のこの大会に向けて強化を進め、22日(土)のジャイアントスラロームに5名、23日(日)のスラロームには6名の選手が参戦しました。

春のような陽気のなか行われた22日(土)のジャイアントスラローム。雪面状況の大幅な変化により、2本目で順位が大きく入れ替わるエキサイティングなレースとなりました。日本選手も健闘しましたが、後方スタートの選手にはむずかしい状況で、加藤聖五選手(野沢温泉SC)が1本目39位を記録したのが精一杯。5名とも2本目に進むことはできませんでした。

そして、スラロームが行われる予定だった23日(日)は朝から強い風と降雪が続き、天候により公平なレースが行えないと判断され、レースはキャンセル(中止)となりました。最後まで競技を続けることはできませんでしたが、選手は前向きに次のステージを見据えています。

若月隼太選手(地元・湯沢町出身)コメント
「最高のコースを作ってくれた皆さんの前で、2本目進出という目標を達成できず残念です。ただ、この雪不足のなか、世界スタンダードのコースを用意し、さらにコロナウィルスの脅威のなかで大会を開催に導いてくれた多くの方に感謝したいと思います。シーズンはまだまだ続きますので、応援をよろしくお願いいたします」

自国開催の大会に挑むアルペンチームの選手とスタッフたち<スバル×スポーツ>

写真は自国開催の大会に挑むアルペンチームの選手とスタッフたち。自然の状況に大きく左右されるスキー・スノーボード競技。そんな過酷な環境でも選手たちが安心して競技に臨めるように、SUBARUも、引き続き、選手・スタッフの皆様をサポートさせていただきます。

シーズンも終盤に突入しますが、各競技でまだまだ各種大会が続きます。SNOW JAPANの選手たちへのご声援をお願いします!

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