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1960年代後半、送電設備の点検にオフロードタイプの4輪駆動車を使用していた電力会社から
「もっと快適で扱いやすい、乗用車ベースの4輪駆動車が作れないか」という要望を受け、
宮城スバルがスバル1000バンを改造した4輪駆動車を製作、富士重工業に持ち込みました。
これをきっかけに、水平対向エンジン縦置きのスバルFF方式を基にした
シンプルで合理的な独自の4WDシステムを開発。
1971年にはスバル1300Gバンをベースとするこの車両を完成させ、
同年の東京モーターショーに出品して大きな反響を呼びました。
SUBARU初の4輪駆動モデルであり、シンメトリカルAWDの原点とも言うべき存在です。