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後に富士重工業の一員となる富士自動車工業などの3社が、
自動車産業への参入を意図して開発した試作車で、
「すばる」の名を冠した最初のクルマでもあります。
当時の日本の道路は大部分が未舗装で、クルマには何よりも丈夫さが求められていました。
そのような状況の中で、耐久性が高く、乗り心地にすぐれ、快適に走れるクルマを目指し、
乗用車として日本初のフルモノコック構造をはじめとする
進歩的な技術を投入したのが「すばる1500」です。
さまざまな要因で市販化されることはありませんでしたが、
後のスバル360やスバル1000の開発に重要な役割を果たしました。