SUMMER SPECIAL FEATURE
海SUBARU 山SUBARUトピック | 2024/07
休日に海辺を、山間を走るドライブの愉しさは格別だが、さらにアクティビティを加えてみるのはいかがだろうか?海を行くならマリンスポーツ。山を行くならオートキャンプ。その先にはきっと、心からの開放感と見たことのない景色が広がるはずだ。日常を脱出して、SUBARUとともに、思いきりサマードライブを愉しもう。
目次:
・SUMMER DRIVE 1 海SUBARU 飯田裕子(自動車ジャーナリスト)×クロストレック
・SUMMER DRIVE 2 山SUBARU 山田真人(アウトドアフォトグラファー)×フォレスター
SUMMER DRIVE 1:海SUBARU 飯田裕子×クロストレック
茅ヶ崎から海岸線をリラックスドライブドライブが大好きな飯田さんが、潮風を感じて走る海辺のドライブと、マリンスポーツに挑戦する愉しさを紹介します。
海+ボディボード+カフェでリラックス
自動車ジャーナリストとしての活動をライフワークとしながら、プライベートでもよくドライブに出かけるという飯田裕子さん。クルマのある生活を愛する飯田さんが最近、再認識したのが、海岸線を走る愉しさだという。
きっかけは、今年になって、湘南の町・茅ヶ崎に引っ越した友人を訪ねていったこと。海岸線をドライブして、体験スクールでボディボードに挑戦した。「かつて、スキューバーダイビングをしていましたが、ボディボードは未経験。でも、新しいことに挑戦する、知らない世界に出ていくことは、何歳であっても、人生に感動をもたらしてくれるんだと、そのとき改めて感じました」。
夏の冒険に出るべく、晴れた日の朝、飯田さんはオフショアブルー・メタリックのクロストレックに乗り込んだ。「クロストレックはボディサイズと軽快な走りのバランスが良いので、よりアクティブに気軽に、クルマで外出したくなりますよね」。
目指すのは茅ヶ崎の海。人生二度目のボディボードに挑戦するのだ。ボディスーツに身を包み、太平洋でインストラクターに見守られながら波に乗ろうとテイクオフ。何度も何度も挑みつづけ、ついに飯田さんは波に乗った。
ボディボードのあとは、海からの風が心地よいカフェでランチやお茶をして少し休んでから、クロストレックでドライブ。飯田さんが向かうのは、国道134号の、鎌倉・江の島方面より道路が混み合わない逆方向の大磯・二宮方面だ。
「茅ヶ崎のあたりは防風林で両サイドが覆われていますが、その緑の中を走るのも爽快です」。防風林を抜けると、夏の陽光が煌めく太平洋が現れる。「SUBARU車は本当に視界が良い。この視界の良さでドライブがますます愉しくなります」。
大磯を過ぎ、西湘バイパスに乗り、爽快な海辺ドライブが続いていく。酒匂海岸でクルマを停めると、西には箱根の山が見える。このまま海辺を真鶴まで走ろうか。それとも箱根を目指してワインディングの道も愉しもうか?「SUBARU車は、ロングドライブもずっと快適で、どこまでも走っていけそうです」と、飯田さんは再びクロストレックに乗り込んだ。
PROFILE
- 飯田 裕子
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自動車ジャーナリスト
19歳で運転免許を取得。自動車メーカー勤務を経て、「人とクルマと生活」をテーマとする自動車ジャーナリストに。安全とエコの啓蒙活動にも取り組み、ドライビングインストラクターも務めるなど、活動は多岐に渡る。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
ROUTE
茅ヶ崎→国道134号→西湘バイパス→小田原
LOCATION
- ボディボード専門店サンタートル
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神奈川県茅ヶ崎市中海岸3-11-24 SEAビル1階
TEL.0467-58-5827
https://www.3kame.com/ - サザンビーチカフェ
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神奈川県茅ヶ崎市中海岸4-12986 茅ヶ崎迎賓館1階
TEL.0467-82-4445
Instagram @southernbeachcafe
Photographs●渡辺 幸一
SUMMER DRIVE 2:山SUBARU 山田真人×フォレスター
桧原湖から山脈へネイチャードライブアウトドアに生きる山田さんが、空に向かって走るような山ドライブに、アクティビティをプラスする面白さを紹介します。
山+カヤック+キャンプで自然を感じて
アウトドアフォトグラファーとしてキャンプやトレッキングをしながら全国のフィールドを撮影で巡っている山田真人さん。仕事柄、各地の道路に精通しているが、ツーリングマップのとおりに目的地に到着するのではなく、自らの感覚で道を選んで走るそうだ。その結果、素晴らしい景色に出会えると嬉しくて、感動が得られたルートを「日本の道百選」ならぬ「オレの道百選」に選抜している。
この日、相棒となるマグネタイトグレー・メタリックのフォレスターにキャンプ道具と折り畳み式カヤックを積み込んで、山田さんが向かったのは、福島県と山形県を結ぶ西吾妻スカイバレーだ。冬期は閉ざされるこの峠道は、夏場は青空と手つかずの自然林に包まれる。
「実は初めて走ったときは天候が悪かったのですが、二度目に通ったときが偶然、見事な快晴で。ワインディングをクルマという自由の翼で、まるで空に向かって走っているような最高のツーリングを経験しました。そのとき、『オレの道百選』に加わりました(笑)」。山田さんにとって三度目の走行となる今回も晴天に恵まれた。
ワインディングの道中には「東鉢山七曲り」をはじめ、所々にビューポイントがあり、磐梯山や桧原湖を見渡せる素晴らしい眺望が広がる。標高1400mまで上りきったところがちょうど両県の県境だ。本格SUVのフォレスターは抜群の走破性で、山のワインディングもキャンプ場に辿り着くまでの未舗装のラフロードも、快適な乗り味で進んでいく。
「クルマは移動する愉しさと、それまで見たことのない絶景にいざなってくれる、なくてはならない存在」という山田さんの、アウトドアの愉しみ方はドライブにプラスして、もうひとつ、アクティビティを加えること。
「例えば、僕の場合は、キャンプやカヤック、もっと気軽なものではウォーキングです。ほかにもマウンテンバイクやフィッシング、自然の中で本を読む、音楽を奏でるのもいいですね。ドライブにこうした自分なりのエッセンスを加えると、クルマでアウトドアに出かけることがますます愉しくなって、世界が広がっていくのではないかと思います」。
PROFILE
- 山田 真人
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フォトグラファー
アウトドア雑誌の編集を経て、アウトドア、クルマを中心に撮影するフォトグラファーに。幼少期からキャンプに親しみ、カヌー、カヤック、トレッキングなどアウトドアアクティビティ全般が得意。現在は子どもたちにキャンプを指導する教室も運営している。
ROUTE
桧原湖北岸から西吾妻スカイバレーを標高1400mまで上り山形へ
→同ルートを下り、北岸から桧原湖沿いの道を一周
LOCATION
- 早稲沢浜キャンプ場
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福島県耶麻郡北塩原村桧原墓下610
TEL.0241-34-2161
https://www.wasezawa-camp.info/
Photographs●岡本 淑
※こちらの記事は2024年夏号に掲載した内容です。