Touring with SUBARU

山陽道 四京都めぐり旅(前編)

お正月の特別企画として、四京都、つまり四つの小京都を一気にめぐるロングツーリングを行いました。
一般的には、古い街並みや町の風情が京都に似ている町を小京都と呼んでいるようですが、
『京都に似た自然と景観』、『京都との歴史的なつながり』、『伝統的な産業と芸能があること』、
のどれかひとつ以上があれば、小京都として承認されるそうです。
今回はそんな風情を求めて、西日本の山陽道沿いに古くから発展した四都市をピックアップ。
1日にひとつの町を取材してするという駆け足ツーリングでしたが、
たくさんの良い風景に出会うことができました。まずは前編をお届けします。
写真はスバルの月刊誌カートピア1月号で訪れた小京都、広島県竹原市にある竹で作った東京スカイツリー

竹原市にはその名の通り竹が豊富にありました。 歴史的街並みの一角にはごらんのような、 竹で作った見事なタワーが。 モチーフは東京スカイツリーです。

写真はスバルの月刊誌カートピア1月号で訪れた広島県竹原市の西方寺、観音堂。

歴史的街並みの中ほどにある西方寺。本誌でも紹介した通り、京都清水寺を模して建てられた観音堂があります。

写真はスバルの月刊誌カートピア1月号で訪れた広島県竹原市の歴史民俗資料館に隣接する広場に立つ、竹鶴政孝とリタの銅像。

竹原市歴史民俗資料館。竹原の変遷を展示。隣接する憧憬の広場には、竹鶴政孝とリタの銅像が立っていました。

写真はスバルの月刊誌カートピア1月号で訪れた広島県竹原市にある竹の里、入り口にあるかぐや姫の像。

竹原市の歴史的な街並みエリアを離れ、 クルマで10分ほどのところで見つけた 『竹の里』 大きなかぐや姫像が目印です。 店内では各種の竹細工製品を販売していました。

写真はスバルの月刊誌カートピア1月号で訪れた広島県竹原市郊外にある農家レストラン。

本誌で特産のじゃがいもを使った郷土料理を紹介した『農家レストラン西野』さん。竹原の町から国道185号線を15分ほど走り、吉名駅入り口をすぎて少し先の右手に入り口があります。昔ながらの農家の建物を利用した懐かしい木造建築です。

写真はスバルの月刊誌カートピア1月号で訪れた備中岡山の小京都、高梁市を走るインプレッサスポーツハイブリッド 2.0i-S EyeSight クォーツブルー・パール。

松山城の城下町として栄えた高梁には、武家屋敷や商家の街並み、枯山水の庭園などがあり、小京都らしい景観を愉しむことができます。

写真はスバルの月刊誌カートピア1月号で訪れた、備中松山城を望む展望台の様子。

早朝、まだ朝日があがる前の展望台の様子。たくさんのカメラマンが三脚を立て、雲海の中に浮かぶお城を狙っていました。

写真はスバルの月刊誌カートピア1月号で訪れたの岡山高梁市にある吹屋ふるさと村。

高梁市にある、もうひとつの歴史的な街並み、吹屋ふるさと村にも足を伸ばしてみました。江戸から明治にかけて、鉱山の町として栄えた町で、ベンガラの産地として栄えました。山奥に突如として現れるベンガラ色で統一された街並みは、独特の雰囲気を醸し出しています。

 

「安芸の小京都竹原」

写真はスバルの月刊誌カートピア1月号で訪れた小京都、広島県竹原市の歴史的な街並みにある木造の写真館。

歴史的街並み保存エリアの近くにある観光駐車場にクルマを駐めて歴史的な街並みに向かっていくと、その入り口に時代を感じさせる木造の写真館の建物がありました。

写真はスバルの月刊誌カートピア1月号で訪れた広島県竹原市の西方寺の舞台からの眺め。

西方寺舞台の横から眺めた竹原の歴史的な街並み。黒い瓦が延々と続き、風情のある景観を生み出していた。

写真はスバルの月刊誌カートピア1月号で訪れた広島県竹原市にある竹の里で販売されていた《かっぱ灸》

竹の里では、竹筆など多くの竹細工品が
販売されていましたが、
こちらは人気商品の《かっぱ灸》。
筒の中にもぐさを入れて、竹かごを頭に
かぶって健康増進を図るというもの。


写真は本誌で紹介している『農家レストラン西野」の店内の様子。
広々とした畳敷きの 広間になっていて、靴を脱いでテーブルの前に座ると、
ふるさとに帰ってきたようなくつろいだひと時を味わうことができます。

写真はスバルの月刊誌カートピア1月号で訪れた広島県竹原市郊外にある農家レストランの店内

「備中小京都で見つけた天空の城」

写真はスバルの月刊誌カートピア1月号で訪れた岡山県高梁市 松山城展望台の入り口写真はスバルの月刊誌カートピア1月号で訪れた岡山県高梁市、松山城展望台への歩道に掲げられている『サルに注意』の看板

ちなみに、展望台への道中(ほんの50メートルほどですが)には、こんな看板もありました。
幸い取材日にはまったくその姿は見かけませんでしたが。

駐車場の近くには松山城を望む展望台への案内板がわかりやすく
掲げられていました。

写真はスバルの月刊誌カートピア1月号で訪れた岡山県高梁市、松山城展望台の様子

早朝というのに賑わっている展望台。スチル写真だけでなく、動画を撮影している人もいました。
訪れたクルマのナンバーも関東、中京方面のものもあり、各地からこの絶景を求めて来ていることがわかりました。

写真はスバルの月刊誌カートピア1月号で訪れた岡山県高梁市、松山城展望台からの眺め

本誌には田丸カメラマンが撮影した写真を掲載しましたが、シロウトが撮影すると、同じ風景もこんな感じになります。これはまだ日が昇る前ですが。早朝で非常に寒いのでこれから出かける人は防寒対策をしっかりして行くことをお勧めします。

「足をのばして吹屋ふるさと村へ」

写真はスバルの月刊誌カートピア1月号で訪れた岡山県高梁市成羽町吹屋の街並み
写真はスバルの月刊誌カートピア1月号で訪れた岡山県高梁市成羽町吹屋の街並みを走るインプレッサスポーツハイブリッド 2.0i-S EyeSight クォーツブルー・パール

展望台で素晴らしい雲海を眺めてから、一足伸ばして、高梁市にあるもうひとつの歴史的な街並みを訪ねてみることにしました。

高梁の町から山の中を走ること約1時間。標高550メートルの山間に忽然と赤い街並みが現れます。盆地の高梁とはまた違った冷たい風が吹き付ける街並みは、銅山、ベンガラの製造で栄えました。
赤い街並みにインプレッサスポーツハイブリッドの
クォーツブルー・パールが良いコントラストを成していました。

今月のクルマ・ドライブ後記

インプレッサスポーツハイブリッド 2.0i-S EyeSight クォーツブルー・パール

インプレッサスポーツハイブリッド 2.0i-S EyeSight クォーツブルー・パール

今月お届けしたのは、四つの小京都をめぐった今回のツーリングの前半部です。写真撮影をしながらの長距離移動は結構大変で、一年で最も日が短い取材時は、日中はめいっぱい仕事です。そんな中、クルマでの移動の時間が唯一リラックスできるひととき。インプレッサスポーツハイブリッドは、街中で発進時の出足の良さも印象的でしたが、高速道路でのロングツーリングも非常に快適でした。アクセルを踏めばその通りに応えてくれるエンジンは、今回のツーリングのどんなシーンでもまったくストレスを感じさせることがありませんでした。それから、クォーツブルー・パールにダークガンメタリックのホイールもかなり決まっていて、高速道路のパーキウングで遠方から眺めてホレボレしてしまいました! もちろん今回のような古い街並みにもよく似合っていました。

お店でもらって読む お近くの店舗検索
カートピアとは